鉢植えのオンシジウム
窓から差し込む陽の光がすっかり秋の色に変わり、穏やかに部屋の中まで届いている。
西丹沢での仕事は、自身の特命事務を全うしたことをもって、先月末で辞した。
形式的なものだが職員を集め、退任式を行っていただき、さらには理事長(山北町長)までご足労いただき、ねぎらっていただいた。
その際に職員の皆様から花束とともにプレゼントしていただいたのが、鉢植えのオンシジウム(ランの一種)で、とても気に入ってる。ありがとうございました。m(_ _)m
仕事から退いた今でも、毎朝のひげ剃りや整髪など身だしなみは欠かさないよう心がけていて、オンシジウムの鉢植えは2階の洗面コーナー窓際に置き鑑賞している。
オンシジウムを調べたら、年間を通してこの黄色い花を咲かせるらしい。直射日光は避け、室内の暖かいところに置くようにとのこと。大切にしようと思いながらも生き物と付き合うことは大変だとも感じている。
数日前、箱根にドライブして芦ノ湖を見てきた。さすがに地球活動(大袈裟かな)で生成された湖は雄大で、どこのポイントからの眺めにも魅了される。
一方、丹沢湖はダム建設により生まれた人造湖だったが、それを感じさせない美しさが備わっていた。しかし、大雨による周辺の山の崩落や、大量の土砂の流入によるダム湖内の土砂の堆積など脆弱な要素が多く、人間の手によって守らなければ、やがて失われるものがあるだろう。
西丹沢で過ごした1年半は、とても貴重な体験であったように思う。これからも時折振り返りながら、その良さをかみしめてみたいと思う退職後の10日目だ。
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